住みやすい都市選びのポイント

こんにちは!碧です。

今回は、海外で生活するために住みやすい都市の見分け方をご紹介します。

留学やワーホリ、海外転職など、海外移住の際にいざ行き先の国は決まっても都市は決まらない…なんてことも結構あるのでは?

私自身、住みやすそうな土地を求めて海外28カ国を旅してきました。「現地のことはよくわからないから、とりあえず首都に行くことにしました。」なんてのは勿体ない!

都市選びのポイントは、ずばりアジア系移民が多いか、またはほとんどいない都市!

一見当たり前のポイントかもしれませんが、今回はその詳しい理由や具体的な都市の選び方をお伝えします。海外生活が未経験でもわかりやすい、移住先選びのポイントをまとめました。尚、私個人の経験と肌感覚にのみ基づく基準ですので、客観的に絶対の正解ではありません。その点はご了承を!

それでは行ってみましょー!

住みやすい都市の特徴

皆さんはまず「住みやすい都市の特徴」と聞いてどんなものを思い浮かべますか?交通機関の利便性、治安、日本人の数…etc。勿論人によって様々な条件がありますが、ここでは日本人海外で暮らすにあたって住みやすさの基準となるであろう点を紹介します。

ここで紹介する点は4つ。

①東アジアの大都市

②移民が圧倒的に多い都市

③アジア系移民が歴史的に多い都市

④アジア人人口が圧倒的に少ない都市

では、一つ一つ説明していきたいと思います。

①東アジアの大都市

東アジアとは、具体的には韓国と中国のことです。

理由としては日本と食文化や季節感が似ている日本の製品が手に入りやすい日本に帰りやすい、現地の人々が日本に親しんでくれていることが多いからです。

飛行機で2時間ちょっとでいける距離ですが、言語も文化も大きく異なる土地。日本の食事やファッションに強い愛着があったり、いざという時には直ぐに日本に帰国したい、という方には住みやすい都市なのではないでしょうか?

私自身が訪れて「ここなら住みやすそう」と感じた具体的としては、ソウル、釜山、台北、香港、マカオ、広州です。

ちなみに中国の大都市である北京、上海には私は十分な期間滞在したことがまだないので、言及は控えさせていただきます。

②移民が圧倒的に多い都市

この場合、主に移民の多い国の首都レベルの大都市になります。都市の全人口に対する移民の人数は、各国政府が正式HPで公表していたりします。

理由としては、現地住民が出身地に関係なく移民に慣れており、差別などから来る不要なストレスを最大限感じずに済むこと。また、この様な都市は必然的に日系のスーパーやレストラン、コミュニティが多くなるので、日本人が比較的馴染みやすい環境にあることです。それから、こういった大都市は日本人が所謂‘外国人’として目立たないので、好奇心旺盛な人や差別主義者など、変な人に絡まれにくいのも特徴です。

今まで私が訪れた中では、ロンドン、ベルリン、アムステルダム、クアラルンプール、バンコク、香港が挙げられます。

③東アジア系移民が歴史的に多い都市

東アジア系の移民が歴史的に多い都市とは、国際政治や貿易などの関係で東アジア系の人々がたくさん移住し、留まっている都市のことです。東アジア系の移民が多い地域では、彼らが現地でビジネスを経営していたり、彼らの母国語が第二言語のごとく街のあちこちに表記されていたりします。

この様な都市に日本人が住みやすい理由としては、日本人が‘よそ者’として浮かないこと。例えその大多数の移民が日本人でなくても、街を歩く際に特に浮かないというのは大きなアドバンテージです。またアジア系の移民が長い間多く住んでいる都市では、アジア系のレストランやスーパーが見つけやすいので、日本人にとっても生活がしやすい環境の場合が多いです。

私が今まで行った中では、リバプール、ロンドン、プラハ、クアラルンプール、イポー、マニラ、ブリスベン、香港、マカオが挙げられます。

④アジア人人口が圧倒的に少ない都市

これは意外!という方が多いかもしれません。アジア人人口が少ない都市というのは、基本的に日本から遠くて全体的な人口規模や経済規模の小さな都市です。イメージしやすい言い方をすれば、なぜ「こんなところに日本人??」と、日本のテレビ局が取材に来てくれそうな都市だと思ってください。

アジア人がとても少ない都市が住みやすい理由は、まず現地の人々がアジア人に対して偏った固定観念を持っていないからです。珍しい存在として道端で視線を集めやすいのも確かですが、マイナスなイメージを持つ現地の人々がとても少ないので、差別は受けにくいと考えられます。

現地のルールや常識を理解し尊重して生活すれば、ほとんどの場合理不尽な対応はされにくいです。新しいもの好きでお節介な現地人と知り合うことができれば、色々と手助けをしてもらえる可能性もあります。その代わり、現地の言葉や文化を最低限知ることは不可欠です。日本食レストランはおろかアジア食レストランやスーパーもない可能性が高いので、適応力に自信がある方にのみおすすめの選択肢です。

私が行ったことのある都市の中では、プライヤ(カーポベルデ共和国)、アーハネス(ギリシャ)、ブラソヴ(ルーマニア)、プロヴディヴ(ブルガリア)がそれに当てはまります。

まとめ

さて、いかがでしたでしょうか?

今回は、日本人が住みやすい都市の特徴と具体例を挙げてみました。その特徴は4つ。

①東アジアの大都市

②移民が圧倒的に多い都市

③アジア系移民が歴史的に多い都市

④アジア人人口が圧倒的に少ない都市

皆さんもワーホリや海外移住を考える際は、ぜひ参考にしてみてください!

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