ヘアコンディショナーの代わりに美容オイルを使う方法

こんにちは、碧です!

今回は、ヘアコンディショナーの代わりに美容オイルを使う方法についてお話しします。

「そういえはコンディショナー買い忘れた!」「海外旅行にもって行く液体はできるだけ減らしたい!」などなど、コンディショナーが無い/持って行きたくない場合って、意外と多いのではないでしょうか?

そんな時に役立つのがオイル!日本ではあまり知られていませんが、ヘアコンディショナーの代わりにオイルを使うのは、ヨーロッパの自然派の美容マニアの間では人気のヘアケア方法なのです。

オイルはクレンジングやボディマッサージ、保湿など、髪以外にも色々な使い方ができるので、髪専用のコンディショナーをわざわざ買う必要がない点も魅力的です。

そこで今回は、オイルをヘアコンディショナーとして使う方法を紹介します。

目次

  1. なぜオイルはヘアコンディショナー代わりに使えるの?
  2. コンディショナーに向いているオイルは?
  3. オイルをコンディショナーとして使う方法

それでは行ってみましょう!

1.なぜオイルはヘアコンディショナー代わりに使えるの?

まず、通常のヘアコンディショナーの役割について考えてみましょう。

お風呂でのヘアケアで最初に使うシャンプーは、髪や頭皮についたホコリや皮脂などの汚れを落とすいわば石鹸の役割です。そんな『落とす』ことを目的としたシャンプーとは対照的に、コンディショナーは『補う』役割を担っています。

つまり髪の栄養分や水分が失われないようにコーティングする保護膜を補うのが、コンディショナーの目的です。

簡単に髪の構造とコンディショナーの関係を説明しますと、本来髪の毛の表面にあるキューティクルという膜が、髪の栄養分や潤いを中にとどめてツヤを出す役割を担っています。しかしこのキューティクルは摩擦や湿気にとても弱く、剥がれやすいという特徴があります。この剥がれたキューティクルを補修したり、キューティクルの代わりとなって栄養分や水分を髪に留めてツヤを出すのが、コンディショナーの役割です。

ということで、コンディショナーを何かで代用したい時は髪の毛の表面をコーティングできるものである必要があります。

そこで登場するのが美容オイルです。

オイルにはエモリエント効果と行って、栄養分や潤いを肌や髪に閉じ込めて蓋をする効果があります。つまり、オイルはコンディショナーの代わりに髪の毛の表面をコーティングして、キューティクルを補修・保護する働きがあるのです。

2.コンディショナーの代用に向いているオイルは?

実を言ってしまうと、ボティケアやフェイスケアに使えるオイルのほとんどがコンディショナーの代用品として適しています。

例を挙げると以下の通り↓

  • ホホバオイル
  • アルガンオイル
  • ココナッツオイル
  • オリーブオイル
  • スイートアーモンドオイル
  • 椿オイル
  • ギー

これらのオイルは肌への美容効果が高いオイルとして有名です。

マッサージやスキンケアの一環として取り入れている方も多いのではないでしょうか?

基本的に、純度100%の美容オイルのなかで肌のケアにはOKだけど髪にはNGというオイルはありません。

しかし最近の美容オイルブームで色々な商品が開発・販売されており、商品によっては純度100%のオイルではなく他の成分も混じっている可能性があります。その中には髪には良くない成分が入っている可能性も十分にありますので、コンディショナーの代わりとしての使用前にしっかりメーカーの商品ページや含有物を確認するようにしてください。

3.オイルをコンディショナーとして使う方法

では、具体的に美容オイルをコンディショナーの代わりにどうやって使ったらいいのか順番にお話しします。

  1. ミディアム〜ロングの長さの髪は、サイドの低めの位置で1つに髪を縛っておく。
  2. 手のひらにオイルを500円玉大くらいたっぷりとって、両手にのばす。
  3. まず、髪の毛先にまんべんなくオイルをつける。
  4. 毛先がヒタヒタになるくらいオイルがなじんだら、さらにオイルを手にとって髪の中間あたりから髪をすくようになじませる。この時中間部分は毛先よりオイル少なめでOK。
  5. 髪の中間から毛先にかけてしっかりオイルが行き届いたら、手に残ったオイルを髪で拭き取るように髪の根本からなじませていく。根本〜中間は少しオイルがついてるかな?くらいの量で大丈夫です。
  6. そのままできれば10分〜120分置いておく。時間がない時はこの工程は省いてOKです。
  7. 普段通りシャワーで水洗い→シャンプー→水洗いでケア完了!

オイルを付ける量は、多い順から毛先→中間→根本となります。

髪の根本である頭皮は体の中でも皮脂の分泌が盛んな部位で、そこにオイルを付けると油分過多で毛穴のつまりから炎症を起こす危険があります。もともと髪がしっかり皮脂で守られている部分でもあるので、髪の根本にはあまりオイルはつけないようにしましょう。

ヘアコンディショナーがシャンプーの後に使用されるのに対し、美容オイルはシャンプーの前に使用します。

これはオイルのエモリエント効果が強いため、シャンプーと水で洗い流してちょうど良いくらいの油分バランスに整えることができるからです。

髪にオイルをつけた後、できれば長い時間おいた方が髪全体に馴染んでよりツヤが出やすくなります。しかし忙しくてそうもいかない場合は、しっかり髪にオイルが行き渡らせることができていれば十分コーティング効果が発揮されるのでご安心を。

まとめ

今回は、ヘアコンディショナーの代わりに美容オイルを使う方法についてお話ししました。

コンディショナーの役割である髪表面のコーティングは、エモリエント効果の高い美容オイルでも可能です。

基本的に肌に使える美容オイルは髪にも使うことができるので、スキンケアとヘアケアを1つのオイルでできて一石二鳥です。

荷物が限られている旅先や、うっかりコンディショナーを切らしてしまった時など、ぜひこちらで紹介した方法を試してみてくださいね!

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