国際恋愛〜馴れ初め〜

こんにちは、碧です!

今回は、現在のパートナーとの馴れ初めについてお話しします。

パートナーと私は、以前他の記事でも書いたようにオープンリレーションシップという関係です。オープンリレーションシップについて詳しく知りたい方はこちら。またパートナーに関しては簡単ですがこちらにまとめてあるので、興味がある方はぜひ。

国際恋愛×オープンリレーションシップということで、友達などにはびっくりされることも多いこの関係。

私とパートナーが、海外でもまだまだ珍しいこの関係に至った経緯を今回は詳しく紹介していきます。

目次

  1. 初めましての一目惚れ
  2. 初デート
  3. お付き合い開始

それでは行ってみましょう!

1.初めましての一目惚れ

パートナーと私が出会ったのは、イギリスの大学のサークルでした。Japanese society(日本同好会)というサークルで、日本人だけでなく日本文化や日本語に興味がある生徒が参加しています。

そのサークルの学期初めの顔合わせパーティーで、私含め数人のグループで自己紹介しあっているところに颯爽と入ってきたのが今のパートナーでした。

細身の長身にはっきりとした顔立ち。明らかにアジア系の顔つきなのにカラーパンツに花柄シャツ、ジャケット、蝶ネクタイ、ハットという難易度MAXの組み合わせをさらりと着こなした彼は、チャラさ全開で初対面でのインパクト大でした。そして私にとっては、正真正銘の一目惚れでした。

私が呆気に取られている間にも、アジア諸国の訛りが一切ない英語で「メガネかけ始めたんだけど、どう?頭良く見えない?」とテンション高めでグループの1人に聞くパートナー。それに「いや、全然。」と笑いながら返すグループの人たち。

どうやらそのグループにいた人たちは、私以外みんな彼とは以前から友達だったようでした。一通りメガネの話題で盛り上がったグループは、また仕切り直して自己紹介からの雑談が始りました。

そんな訳でみんなでわちゃわちゃとお喋りしたりお菓子をつまんだあと、サークルの代表や会計係などの幹部が挨拶をしてそのパーティーはお開きに。

帰り際その日仲良くなった人たちと連絡先を交換していると、サークル幹部の挨拶が始まった途端姿が見えなくなった彼がまた颯爽と現れて「僕も、〇〇で検索してFacebook追加しといて!」と一言。一緒に差し出された右手を慌てて握り返し握手をすると、彼はまた忙しく人混みに消えていきました。

2.初デート

初めて会ったパーティーから3日くらいたった夜、彼から初めてメッセージが届きました。

「よ!お茶しよ!」

シンプルかつ馴れ馴れしすぎて、一目惚れしたのにも関わらず最初は誰かわかりませんでした。私もシンプルにいいよ!と返すと、都合の良い日を聞かれて1週間後に学校で待ち合わせしてお茶することに。

初デート当日は、15分遅れで待ち合わせ場所にやってきたパートナー。2時間ほどお茶をしたあと、しばらく近くを散歩してさてそろそろお開きかなというタイミングで、彼が一言「まだちょっと時間あるよね?うち来てお茶飲みなおそ!」

なんと最初のデートで自宅に招くという大胆さ。そしてよく英語が聞き取れなかった私は、なぜかOK!と無防備にもついていくことに。そんなわけで彼の家のリビングでまた30分ほどお茶しつつ色々とお話しして、その日はお開きになりました。

3.共感とお付き合い開始

その後は、週末にコンサートに行き夕食をとるというなかなか素敵なデートを3週間ほど続けていきました。

そしてある日、カウンター席で並んでポテトを食べていると、彼が突然「僕は付き合うとか、結婚という制度に全く興味がないんだ」と話し始めました。

そこからの彼の話しを要約すると、『自分にとって肉体関係と愛情は別物で、セックスは感情とは関係なく趣味としてスポーツのように楽しむものだと思っている。だから、それを特定の相手とのみに制限される従来のカップル関係は自分には向いていない。また、将来的に子供はいらないから結婚にも全く興味がない。独立した2人の人間が愛情をもって一緒にいるというシンプルな関係は憧れるけど、それ以上の制約はいらない。』とのことでした。

私はそれに対して一言「うん、わかる」。

それ以前に恋愛関係で色々と消耗していた私は、彼と全く同じ考えを持っていました。『肉体関係は単に他人との交流の一種でそれ以下でも以上でもないし、愛し合っている人間同士に唯一必要なことは、お互いが大切でかけがえの無い存在であるという心の安らぎだけである』と考えていました。

なので次にもし誰かとお付き合いすることになっても、「私があなたの1番だと感じさせてくれていれば、あとは相手が誰となにをしていても構わない」というスタンスでいこうと思っていたのです。

そんな私の返事と考えに驚いたパートナーは、その日初めて私に「君は僕にとって特別な人だ」と言ってくれました。

その日を境に、私たち2人は普通のカップルのように時間があれば一緒にいたり、お互いの家に泊まりあったりするようになりました。

実際に2人の関係がオープンリレーションシップだと再確認したのはそれから随分と後のことです。でも、お互いを唯一無二の存在として大切にしつつ他の人ともデートしたり肉体関係を持つことを許し合う関係が始まったのは、この時でした。

まとめ

今回は、パートナーと私の馴れ初めとオープンリレーションシップになったきっかけのエピソードを紹介しました。

ちなみに私と出会ってから付き合うまでの1ヶ月のあいだ、彼は同時進行で他に3人の女の子とデートしていたそうな。チャラチャラですね。

私はそんな彼のモテモテで積極的な面も、なぜだか気に入っていました。惚気です。

オープンリレーションシップについては、きっと色々な意見があるかと思います。もしそんな関係が理想だと考えている方がいたら、付き合い始める前にお相手に自分の考えをはっきりと話すことをお勧めします

オープンリレーションシップは従来のカップルの形とはかけ離れている関係なぶん、それを望むようになるまでの経験や考え方を共有して共感できれば、カップルとしてすでに大きな一歩になるからです。

逆に言えば、そこでもしお相手に理解してもらえないようであれば、例え2人が結果として付き合えてもどこかで食い違いが出てくる可能性が高いです。

今日の話しは完全に私個人の経験と惚気でした。

特に役に立つ情報ではないかもしれませんが、「そんなふうに関係を築く人もいるのかふーん」程度に楽しんで頂けていたら嬉しいです。

それでは今日はこの辺で!

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