イギリスでものもらいになった話

こんにちは、碧です!

今回は、イギリスに住んでいた時にものもらいになった時のことをお話しします。

海外に住むことになったき、病気や怪我は大きな懸念事項ですよね。私は海外生活をしていた4年間で、幸い大きな病気や怪我はしませんでした。でも、それこそものもらいなど小さな不調はやっぱり結構経験するものです。

そこで、実際に経験した小さな病気や怪我、体調不良と、その時とった対処法を紹介することにしました。これから海外に行く方や今住んでいる方で、「これは一体どうすればいいんだろう…?」という小さな体の不調を感じた方のお力になれればと思います。

ということで、今回はものもらいになった時の状況と、その時どうしたかについてお話しします!

結論から言うと、この経験から私が言えることは痛みを感じたらほっとかずに調べたり薬局に相談に行ったりとにかく行動を起こすべき!ということと、ものもらいの薬は日本から持って行った方が良いよ!ってことです。それでは行ってみましょう!

目次

  1. ものもらいになった時の状況
  2. ドラッグストアに行って薬を探した結果
  3. 自分で対処した結果
  4. ものもらいになった時に使える英語

1.ものもらいになった時の状況

ある朝、いつものようにコンタクトレンズを入れようとしたら、右目の上瞼に鈍い痛みを感じました。この時点で、半分くらいの人は「あ、ものもらいだ」って気付けることでしょう。でも私は、痛みや不調に鈍感なせいか「まぁ気のせいでしょ」と気にしないことに。

でも、当たり前ながら次の日もその次の日も、コンタクトを入れたり外したりするとやっぱり鈍く痛みます。「やばいなぁ、これはものもらいかもしれない…。」と心配し始めたのは、痛みを感じ始めてから3日目でした。そこでその時半同棲していたパートナーに相談することにしました。

英語で『ものもらい』を検索してみると、どうやら英語名は『stye(スタイ)』らしい。なんだその、知ってそうで知らないシンプルさ。いざパートナーにものもらいになったようだと伝えると、「え?なんて?」との答えが返ってきました。「Styeだよ、stye!目蓋の内側にできるニキビみたいなやつ。」と言うと、「あーあれってそうやって言うんだ!英語での言い方知らなかった!意外とシンプルな名前だね。」と返されました。そこでなぜか『意外とシンプルな名前だったこと』を共感できたのが嬉しくて「ね、医学用語なのにシンプルだよね(偏見)!」と盛り上がり、その会話は終了。

次の日、朝目が覚めてアイマスクをずらすと、上瞼に鈍く強い痛みが走りました。びっくりして目を擦るとまた同じ痛みを感じ、瞬きするとまたまた同じ痛みを感じます。これは流石にまずいと感じ、午前中にメガネをかけてドラッグストアに向かいました。

2.ドラッグストアに行って薬を探した結果

ものもらい誕生からたっぷり4日間たった私の右目は、鏡を見てみると明らかに腫れていました。「これならきっと、ドラッグストアで右目を指差せば発音が下手でも店員さんがstyeを知らなくても助けてくれるはず!」となぜか自信をもって中心街の1番大きなドラッグストアを訪れました。

ドラッグストアに着いたら、処方箋カウンターでさっそく「ものもらいの薬はありますか?」と腫れた目を指差しながら聞いてみます。すると「え?なんて?」と、まさかのパートナーと同じ返答が。「わかる、こんな単純で知ってそうなのに知らない単語ってそうそうないよね」と思ってしまう私。しかし、ここで前と同じミスを繰り返すわけにはいきません。

右目を指差し続けながら、「ここ、目蓋が腫れて痛いから、多分ものもらいだと思うの。これに効く目薬ありますか?」と聞き返しました。すると、「あーstyeね!はいはい!いや、ないわ!ごめんね!」との返答。styeが通じた感動と薬が無いことの絶望が混ざり合って、私はとっても複雑な脱力感と共に、お礼を言ってドラッグストアを後にしました。

3.自分で対処した結果

ドラッグストアから帰ってくると、心配したパートナーが様子を見に来てくれました。状況を説明すると「それはもう、医者に行くしかないね。」とパートナー。しかしイギリスのNHS(国民健康サービス)は、予約するだけで時間と気力が吸い取られる魔の機関です。NHSは最後の手段にしたかった私は、自分で目蓋の内側に溜まった膿を出すことにしました。

自分で膿を出すと言うこの方法は、バイキンが入って悪化する可能性もありますし、もしかしたらものもらいじゃなかった場合大変危険なので、全然オススメしません。私の場合、大きく成長しすぎたものもらいの白い膿が、上瞼の際と粘膜の間あたりから見えている状態でした。なので、これなら自分で針で突っつけばニキビみたいに膿を出せるはず!と思ったのです。

そうと決まったら実行するのみ。裁縫用の針をマッチの火であぶり消毒すると、鏡の前で目蓋を少しめくり上げ、チクチクと膿が見えている部分を突き刺しました。すると意外と簡単に薄い膜が破れ、すぐに白い液体が流れ出てきました。なんとなく目に入ったらいけない気がして、ティッシュで突いた部分を押さえて残りのウミも絞り出します。これが結構痛かった…。

膿がもうこれ以上出なくなったところで、消毒液に浸した綿棒で患部を心ばかりの消毒をしました。するとびっくりするくらい、最初から何もなかったかのように目が軽くなったではありませんか!なんと原始的な方法だと思いつつ、子供時代に外を転げ回って怪我をして自分で応急手当てした経験が役に立った!(?)と感動しました。

もう一度言いますが、皆さんは絶対に真似しないでくださいね。この時の私の対処法は、多分医療関係者に言ったら怒られるような方法だと思います。

4.ものもらいになった時に使える英語

ここで、ものもらいになった当時使った英語を紹介します。

ものもらい = Stey (スタイ)

痛い = painful (ペインフル)

目蓋 = eyelid (アイリッド)

腫れる = get puffy (ゲット パフィ)

目薬 = eye drop (アイドロップ)

まとめ

今回は、イギリスでものもらいになった時のお話しでした。結局私が行ったドラッグストアではものもらい用の薬は売っていませんでしたし、この情報が役に立つかはわかりませんが…。

この経験から私がはっきり言えることは、痛みを感じたらほっとかずに調べたり薬局に相談に行ったりとにかく行動を起こすべき!ということと、ものもらいの薬は日本から持って行った方が良いよ!ってことです。私は幸い自分で対処できるタイプのものもらいでしたが、いつもそうとは限りませんからね。

では、今回はこの辺で!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です