イギリスでピルをもらう方法・病院で使える英語表現

こんにちは!碧です。

今回は、イギリスでピルをもらう方法と役に立つ英語表現についてお話しします。

まず結論から言ってしまうと、NHSのクリニックに予約をとって、GP(担当医)に「ピルを使いたい(I want to use contraceptive pills.)。」と伝えるだけです。

避妊だけでなく生理痛やPMSを軽くしたり生理周期を整えたりと、生理に関する悩みを持つ女性にとってピルは快適な生活に欠かせないアイテムですよね!

しかし、ピルに限らず海外でお薬をもらうとなると語学面や安全面などちょっと不安を感じるもの。

イギリスは診察もピル代も無料なので、使えるならぜひ使ってみたいと言う人多いのでは?

ということで、流れとしては上に書いたようにとっても単純ですが、初めての人も安心してしてクリニックにかかれるように詳しく説明していきます。

目次

  1. NHSのクリニックに行くまで −予約の仕方と下調べ−
  2. クリニックでピルを処方してしてもらう方法
  3. ピル関係の使える英語表現

それでは行ってみましょう!

1.NHSのクリニックに行くまで −予約の仕方と下調べ−

NHSの予約方法は2つあります。1つは直接クリニックのカウンターで予約を入れてもらう方法、2つ目は電話で予約する方法です。

電話での予約は行きたいクリニックの番号に電話してをかけて、そこから聞かれた順に希望の日にちや時間、担当医(わからない場合は希望なしでOK)、電話番号を入力する流れです。

NHSのクリニックは予約が入れにくいことで有名で、当日予約というのはなかなか難しいことが多いです。なので、お仕事や学校をが休みの日などがわかったら余裕を持って事前に予約した方が良いです

予約ができたらワンステップクリアです!

それから診察の日まで特に準備する必要もないのですが、個人的にはNHSの公式サイトでざっくりとしたピルの基本情報を勉強しておくのがおすすめです。

というのも、クリニックでの診察は日本とちがいとても大雑把なことが多いからです。

予約がいっぱいな場合が多いNHSのクリニックでは、医師がゆっくりと親身に話を聞いてくれることは滅多にありません。

大体は最低限の質問と説明をされておしまいなので、あれよあれよと言う間に早口の英語に圧されて診察終了ということがほとんです。

でもピルは体調を大きく左右する薬ですし、心配な事や懸念事項があったら医師に相談することはとっても大切です。

なので事前に自分の体質やピルの飲み方、副作用などに関して下調べして質問を考えておくと、診察中に言葉が出てこなくて困ったり質問し忘れたりせずに安心です!

低容量ピルに関するNHSの公式サイトはこちら、ミニピル(黄体ホルモンピル)に関する公式サイトはこちらです。

またNHSが提供する避妊方法一覧に関してはこちらのページでご確認ください。

さて、では次に予約当日の流れについてお話しします。

2.予約当日ピルを処方してもらう流れ

クリニックで診察室に入ると、医師から「今日はどうしました?(What can I do for you today?とかHow can I help you today?)」と聞かれます。

そう聞かれたら、「ピルを使いたいんです。」と答えましょう。具体的な英語でどういうかは後で紹介します。

イギリスで処方されるピルは大きく分けて2種類あります(コンビネーションピル(低容量ピル)とプロゲストン・オンリーピル(ミニピル・黄体ホルモンピル))。

ピルを使いたいと言うと、医師から妊娠経験はあるか、ピルは初めてか、生理痛やPMSはあるか、生理周期は乱れていないか、ピルを使いたい理由な何か、アレルギーはあるか、現在服用中の薬はあるかなどを聞かれます。

イギリスは女性主体の避妊が推奨されている国なので、たとえ生理痛などが全くなくピルを使う理由が「避妊」だけでも全く問題ありません。

質問に答えると、医師の方であなたに合いそうなピルを選んでくれます。

それからそのピルの簡単な仕組みや飲み方、避妊効果などについて説明されます。

大体の場合は説明の後質問はないか聞かれるので、なにか気になることがある場合はそのタイミングで聞きましょう。聞かれない場合は医師の言葉が途切れたタイミングで「質問があるのですが。」といえば聞いてくれるはずです。

診察が終わったら処方箋を医師から直接受け取り、近くの薬局やドラッグストアのカウンターに処方箋を持って行っていきます。

そうすると薬剤師がピルの入った箱を持ってきてくれ、本人確認のために名前、住所、郵便番号を聞かれます。それらを答えてピルの受け取りは完了です。

ピルは1回目の処方で3ヶ月、問題がなければ2回目は6ヶ月、3回目以降は1年分のピルを処方してくれます。診察もピル代も無料なので、薬を受け取ったら支払いなどせずに帰宅してOKです。

では最後に、診察や処方のときに使えるピル関係の英語表現を紹介します!

3.ピル関係の使える英語表現

使えるフレーズ

  • ピルが使いたいです。→I want to use contraceptive pills
  • 避妊目的です。→It is for contraception.
  • 生理周期を安定させるためです。→It is for stabilising the period cycle.
  • PMSを抑えるためです。→It is for managing PMS.
  • 生理不順です。→My period cycle is irregular.
  • 生理痛がひどいです。→I usually have heavy stomachache during my period.
  • 質問があります。→I have a question.

使える単語

  • 生理周期→period cycle
  • 定期的→regular
  • 気分の浮き沈み→mood swing
  • 避妊→contraception
  • 妊娠する→pregnant
  • アレルギー→allergy
  • 副作用→side effect
  • 出血→bleeding

まとめ

今回は、イギリスでピルをもらう方法と役に立つ英語表現についてお話ししました。

イギリスではピルの使用がとても一般的で、NHSのクリニックならどこでも無料で診察と処方箋の発行をしてくれます。

英語でクリニックにかかるというと少し緊張してしまいますが、クリニックのスタッフは慣れているので英語に自信がなくても大丈夫です。

女性主体の避妊が推奨されている国なので、たとえ生理痛などが全くなくピルを使う理由が「避妊」だけでも全く問題ありません。

今までピルを使いたいけど機会がなかった人は、ぜひイギリスに行くこの機会に試してみてもいいかもしれませんね!

それでは今日はこの辺で!

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