オート麦で美味しい日本食を作る方法

海外では日本のお米は輸入品しか手に入らないため、値段は他の穀物類の軽く2倍はします。そうなると、毎日日本のお米を食べるのはなかなかお金がかかります。

そこでオススメしたいのが、他の穀物を調理によって日本のお米の代わりにすること。炊き立ての白米と全く同じ味や質感の素材はさすがにありませんが、お粥やチャーハンなら、大手のスーパーで売っている1番安い穀物で代用できます。(今回はチャーハンも日本食ということにしてしまいます)

このシリーズでは、そんなふうに調理によって日本食っぽくできる素材と、その調理法を紹介します。紹介する穀物は3つ。

  1. レンズ豆
  2. オート麦
  3. キヌア

今回は、1番上のオート麦についてお話しします。それでは行ってみましょう!

1.オート麦の特徴

オート麦は、主に欧米の定番の朝食として食されています。日本の白米とカロリー的には同じくらいです。ですが、食物繊維が白米の10倍、タンパク質がやく2.5倍、脂質がやく6倍、マグネシウムや亜鉛などのミネラルもやく5倍含まれており、より栄養価の高い食品と言えそうです。

オート麦の一般的な調理法は、水やミルクで5〜1−分ほど煮込み、オートミールにすることです。日本ではミルク粥という翻訳をされることがありますが、必ずしもミルクが使われるわけではありません。オートミールは少しの甘み以外味がないので、蜂蜜やシナモン、バナナなどのフルーツを加えていただくことが多いです。

2.オート麦のアレンジ方法

オート麦は先ほど紹介したように、甘いオートミールとして食べるのが海外では主流です。しかし、実はこのオート麦、ご飯系の塩っぱい味付けも美味しいんです。塩っぱい味付けをすると、お粥やおじやのような感じになって食事のメインにすることもできます。

作り方はシンプル。80gほどのオート麦を、100gほどの少量の水で5分煮込みます。その間は底が焦げ付かないように時々かき混ぜたり、ちょっとずつ水を足してみてください。オート麦が水を吸って全体に粘りが出たら、火を止めます。そこにほぐした焼き魚やサラミ、目玉焼き、ネギ、煮干し、梅干しなどのお漬物を入れて軽く混ぜれば完成です。味が物足りなければ、塩や醤油や胡麻油を少し加えてみてください。

個人的には、先にフライパンで白身魚と野菜を油で炒めて塩胡椒ニンニクで下味を付けておき、それをオートミールと合わせて刻み生姜とネギを加えていただくのが好きです。そこにピーナッツを加えて広東風にしても美味しいですよ。お椀一杯でお腹が膨れて栄養バッチリな食事ができるので、とてもオススメです。

オートミールにはビタミン類がほとんど含まれていないので、それを補う野菜や魚類を具として一緒に食べるとより健康的かと思います。

オート麦で日本食、まとめ!

日本ではほとんど見かけることのないオート麦、実はヘルシーで色んな味が楽しめるお得な食材でした。海外生活で何か白米に代わるものをお探しの方はぜひ、日本のお粥風オートミールを試してみてください!

参考サイト:https://www.quora.com/Why-is-oats-better-than-wheat-or-rice-when-all-are-carbohydrates

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