美容室事情〜海外生活イギリス編〜

こんにちは!碧です。

中長期での滞在となると、気になるのが現地の美容室事情。
どうやって美容室見つけたら良いの?パーマってできるの??なんて説明すれば良いの???そもそもイギリス人にアジア人の髪って切れるの????

そんな疑問にお答えします! ズバリ回答は、

カットのみなら大丈夫!でもパーマは、日本レベルの施術を受けることは不可能

です。

しかし!センスの合う美容室を探し出し、しっかりオーダー&コミュニケーションをとれば、限りなく理想のヘアスタイルに近づけることは可能です!

ということで今回は、パーマにしょうてんを当ててイギリスの美容室事情についてお話しします。

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目次

  1. ここが違う!日本とイギリスの美容室の違い
  2. どうやって良い美容室を見つける?? 安全な美容室の見つけ方
  3. オーダーは何て言えばいい?? 失敗しないコミュニケーションの取り方

1にはイギリスと日本の文化や美意識の違いについて詳しく書いてあるので、「一刻も早く良い美容院を探したい!」という方は読み飛ばして2から読むことをおすすめします。

それでは行ってみましょう!

1.ここが違う!日本とイギリスの美容室の違い

まず、前提となる文化的な違いから説明しましょう。

イギリスでは、ストレートヘアが大変人気です。イギリスのストレートヘアは、ストレートパーマをかけて、毛先まで完璧にまっっっっっすぐに仕上げたもを指します。恐らく自然では滅多に見られないレベルの、不自然なほどの真っ直ぐさ。それが美しさの象徴であり、”イケてる”女子のトレードマークだったりします。

そんなトレンドに合わせてか、イギリスの美容院でパーマというと、ストレートパーマのことだと思われます。そこで、「いや、カールさせる方のパーマお願いします。」というと、すごく心配そうな顔をされます。「あなた、正気?」みたいな。そこで理想の髪型の写真を見せると、「あーこれはうちでは無理。」と断られます。私はこの会話を少なくとも5回は経験しました。

ではイギリスでできるカールパーマとは何なのか?と言いますと、アメリカンヴィンテージみたいなくるっくるのアレか、アフロに近いくるっくるのアレです。具体的にはこんな感じ↓。

アメリカンヴィンテージみたいなくるっくる↑
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アフロに近いくるっくる↑
“https://images.unsplash.com/photo-1510687721185-21a8e732fe6f?ixlib=rb-1.2.1&q=80&fm=jpg&crop=entropy&cs=tinysrgb&dl=george-gvasalia-UuSegC2eIrQ-unsplash.jpg”

どちらもなかなかにカールが強く出ていますよね。これを日本人の髪に施すと、そりゃもう収集がつかないことになるらしいです。じゃあカール液を薄くしたり、カーラーを大きめのにすれば良いのではを提案してみても、そういう問題ではないらしく…。ということで、東アジアでトレンドの緩いカールは、イギリス人向けのパーマでは再現不可能なのです。

髪の毛のカットだけでしたら、イギリスの美容師さんもプロですし、細かい所までしっかり要望を聞いてその通りに切ってもらえます。じゃあ、渡英したら日本に帰るまでパーマは諦めた方が良いの…?と聞かれると、そんなことはありません!ということで次に、失敗しない美容院の探し方をお伝えします。

2.失敗しない美容室の見つけ方

私個人の経験からですが、イギリスで髪を切る場合、イギリス人のスタイリストさんよりも東アジア系のスタイリストさんにお任せした方が圧倒的に自分の理想に近づきます。前に説明したようにやはりアジアとイギリスではオシャレのトレンドや感覚が全く異なります。なので私はその感覚の近い東アジア系のスタイリストさんの方が、こちらの要望が伝わりやすく結果も満足できるという印象があります。では、どうやってそんな美容院を見つけるのでしょう?

まず、Google Mapで「Asian hair salon」と検索してみましょう。最近ではこのようなキーワードを入れると、それっぽい場所を一気に見つけることができます。次にその中から、日本・中国・韓国の系列っぽい美容室に絞ります。名前がアジア系のこともありますし、写真でカットしている人がアジア系の場合、美容室自体がアジア系の系列のことが多いです。ここまで絞れたら最後に残った美容室のホームページを検索して、値段やスタイリストさんの過去のカットなどをチェックします。

ホームページが見つからない場合や値段がわからない場合は、直接お店に電話するか、お店に言ってみた方が良いと思います。特にパーマをお願いする場合、デジタルパーマかクリープパーマか、カールの大きさはどれくらいか、施術後にトリートメントや仕上げのカットはできるかなど、色々と細かく確認する必要があります。美容室によっては洗髪やブローが別料金だったりするので、帰り際のお会計で揉めることがないように、事前にしっかり値段も聞いておくことをお勧めします。

また、いくらアジア系の美容院といえど場所はイギリスです。恐らく使っている薬剤や機材は最新のものではないので、どうしても日本でパーマをかけてもらった時よりも嫌んでしまうことは覚悟しておいてください。

では具体的に、美容室に着いたらどうやって注文や質問をすればいいのでしょうか?

3.失敗しないコミュニケーションの取り方

まず基本的なところからいってみます。

  • (写真を見せながら)こんな風なパーマをかけたいです。→ I want to perm my hair like this.
  • パーマの値段はいくらですか?→How much is the perm?

これでとりあえず、この美容院でパーマはかけられるかと、その値段が聞けました。次はもっと細かいところまで注文してみます。

  • デジタルパーマでお願いできますか?→Could you do digital perm?
  • クリープパーマでお願いできますか?→Could you do chemical liquid perm?
  • パーマの大きさは緩め(きつめ)でお願いします。→I want bigger(smaller, tighter) curls.
  • (頭の位置を指しながら)パーマはここからかけてください。→I want the curl to be started from here.
  • 出来るだけ痛まないようにしたです。→I want to perm with least damage.
  • 長持ちするようにパーマをかけてほしいです。→I want the curl to last longer.
  • パーマ後にトリートメントはできますか?→Could you do a hair treatment after perming?
  • パーマ後に仕上げのカットはできますか?→Could you trim my hair to set a style after perming?

その他の使えそうな単語

  • うねうね→wavy
  • ふわふわ→fluffy
  • 前髪→fringe
  • ランダムなカール→random curl

まとめ

以上が、イギリスでの失敗しないパーマのかけ方でした。ポイントは

  1. 日本とイギリスではオシャレの基準が違う
  2. パーマには、アジア系の美容院を探して細かく質問&注文するべし

です。

髪を切るためだけに日本に帰国するわけにはいきませんよね。だからといってオシャレを諦めるのも残念です。お土産話にもなりますし、ぜひ一度イギリス現地の美容院でパーマをかけてみてはいかがでしょうか?

では今回はこの辺で!

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