イギリスの自炊生活は健康的!考えられる3つの理由

こんにちは、碧です!

今回は、イギリスでの自炊が健康的な理由についてお話しします。

欧米諸国での食事って、なんとなく日本よりも不健康なイメージはありませんか?私は、実際にイギリスに住むようになるまで日本の食生活の方が圧倒的に健康的なイメージがあったので、正直食事面でイギリスへの渡航は心配でした。

しかし!それは実は全く見当違いな心配だったのです。結果から言ってしまうと、私はイギリスに来てから、日本で生活している時より断線健康的な食生活を送っています。今回は、その理由として考えられる3つのポイントをイギリスの自炊事情を日本と比較しながら紹介していきます。

ちなみに、食べ物と健康の関係については色々な研究や意見があり一概には言えません。なので今回は、私が実際に4年間生活してみて実感したことをもとにお話ししました。

目次

  1. 野菜と果物が安い!
  2. 炭水化物の選択肢が多い!
  3. 化学調味料の選択肢が少ない!

1.野菜と果物が安い!

そう、安いんです。本当に安い。感動しました。どれくらい安いかと言いますと、例えば、人参1本が8円、ほうれん草220gが170円、キャベツ1玉が80円、イチゴ600gが400円、マンゴー1個が100円で買えます。これは、イギリスで全国展開しているミドルクラス向けのスーパーでの値段です。

もちろん、日本円とイギリスポンドの変換レートにもよりますが、それにしても安すぎませんか?しかも野菜や果物たちは、みんな結構フレッシュ。なので、調理の際に傷んだ部分を捨てる必要も、ほとんどありません。

フルーツ類も、確実に輸入品ですが一年中色んな種類のものが安く購入できます。南国のマンゴーやキウイから雪国のリンゴやイチゴまで、本当に様々なフルーツがとってもお得な値段で売っているので、私は朝ごはんと夕ご飯のデザートに毎日何かしら食べていました。

日本では、果物はどちらかといえば贅沢品ですよね。私は日本で一人暮らしを始めてから、果物が食べたくても高くて手を出せない生活をしていたので、イギリスのスーパーが夢の国のようでした(大袈裟)。

ただ一点注意していただきたいのが、イギリスで売っている果物は、日本のものと比べて圧倒的に美味しくないです。詳しくは、甘さが少なく植物っぽい青臭さが強いのです。なので、イギリスでの果物一口目は、少し覚悟しておいた方が良いかもしれません。

2.炭水化物の選択肢が多い!

イギリス人って、お米の代わりに何を食べていると思いますか?きっとパンやジャガイモとイメージする人が多いと思います。

これは他の記事に詳しく書いたのですが、実はイギリスでは、白米以外にたくさんの種類の豆や穀物ナッツ類が売られています。具体的には、レンズ豆、ヒヨコ豆、キヌア、大麦、バスマティ米、ジャスミン米などなど。ものによって値段に多少の違いはありますが、ほとんどが日本でお米を買うのと同じくらいの値段で買えます。

日本で主流の白米は、精製の過程で多くの栄養成分が取り除かれてしまっていることは有名です。その白米と比べると、上に挙げた豆や穀物には食物繊維やタンパク質、ミネラルなどが多く含まれています。

私はイギリスでの白米の値段と味に絶望して、そのほかの豆と穀物、ナッツ類を主食にしました。そのおかげかはわかりませんが、日本では生まれてからずっと便秘だった私が、イギリスで生活し始めてからお通じは常に好調です。

3.調味料の選択肢が少ない!

これは、もしかするとピンとこない人が多いかもしれません。日本のスーパーの調味料売り場には、ものすごい数のソースやドレッシングが売られていますよね。豆板醤やオイスターソース、食べるラー油、胡麻ドレッシング、和風ドレッシングなどなど。

イギリスのスーパーで購入できる調味料の種類は、目測ですが恐らく日本の1/5くらいです。もう本当に、選択肢めっちゃ少ない。そりゃぁイギリス料理はまずいよ…と納得せざるを得ないほどの選択肢の少なさです。しかし、その代わりに世界各国のスパイスやハーブは、色んな種類のものが安く売っています。そんなわけで私はイギリスに来てからずっと、スパイスやハーブ、塩胡椒などを駆使して味付けをする様になりました。

これは一見悪いことのように聞こえますが、私は実はそうでも無いのかなとかんがえています。スーパーなどで購入できる調味料には、少なからず化学調味料が含まれています。最低でも旨味成分や保存料などは、どの調味料にも含まれていると言っていいでしょう。そしてこれらは、ほぼ間違いなく化学調味料です。

化学調味料が体に悪いかどうかは、私は科学的なところまではわかりません。ただ私はイギリスで調味料に頼らず自炊するようになってから、時々日本に帰国した時食べるご飯のなんとなく不自然な味に気がつくようになりました。これは、私の舌がよりシンプルな味付けに慣れてしまったからかもしれませんが…。

さっきも書きましたが、化学調味料の健康への影響については色々と人によって見方が違うと思います。個人的には、大量に継続的に取らなければ大きな問題は無いと信じている一方で、取らないに越したことな無いとも思っています。私はめんどくさがりなので、日本ではそれ1つで料理の味が整うような調味料を多用していました。なので、そういった調味料の選択肢が限られているイギリスでの自炊生活は、少しめんどうだけど、より健康的なのかなと考えています。

まとめ

今回は、イギリスでの自炊が健康的な理由についてお話ししました。その理由とは、①野菜と果物が安い、②炭水化物の選択肢が多い、③調味料の選択肢が少ないでした。

食べ物と健康の関係については、色々な研究や意見があり一概には言えません。なので今回は、私が実際に4年間生活してみて実感したことをもとにお話ししました。

この記事で、「イギリスで自炊なんて、私すぐ太ったり病気になったりしないかな…」なんて心配している過去の私のような人に、安心していただけたらなと思います!

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