こんにちは、碧です!
今回は、海外のローカル食材で作れる和風スイーツについてお話しします。
海外での生活に欠かせないものといえば、アジア系スーパーマーケットですよね。
でも国や地域によってはアジア系スーパーが近くに無かったり、あったとしても品揃えが悪くて日本の欲しい食材が買えないなんてこともあり得ます。特に、お煎餅やお餅などの日本のスイーツはなかなか海外で本格的な美味しいものは手に入りません。
そこで今日は、海外の地元のスーパーマーケットでも手に入食材で作れる日本風のスイーツとその作り方を紹介します!
目次
- あんこ
- 芋きんとん
それでは行ってみましょう!

1.あんこ
あんこは和菓子に良く使われる材料の1つで、甘すぎないこってりした風味は大人にも子供にも大人気ですよね。トーストにぬって小倉トーストにしたり、お湯を加えておしるこにしたり、一度あんこを作ってしまえば色々な方法でアレンジもできます。
あんこの原料である小豆は、ヨーロッパや北米、アジアなど色々な地域のローカルスーパーで売られています。
この小豆、風味が強くて美味しいだけ出なく、抗酸化作用のあるポリフェノールや肌の健康に必要なビタミンB群やミネラルなどのに嬉しい栄養素がたくさん含まれています。
今回は、この小豆に含まれる栄養素をできるだけ残したまま簡単にできるあんこの作り方を紹介します。
用意するもの
- 小さい鍋
- ヘラ (熱に強いもの)
- 大きめのスプーン
- 小豆 (200g)
- 茹でる用の水 (2リットルくらい)
- 砂糖 (大さじ5杯くらい、お好みで調節する)
作り方
- 小豆を水で洗い、鍋に入れる。
- 1の鍋に小豆全体が水に浸るくらいまで水を加えて、一晩おく。
- 鍋を強火にかける。この時小豆が水下3cmほどになるくらいまで水を足す。
- 沸騰したら火を弱火に変えて、蓋をして40分〜60分煮る。煮ている間、水分の飛びが早い場合は鍋底が焦げ付かないように随時水を足す。
- 小豆をヘラで押してみて、軽い力で潰れるまで柔らかくなったら砂糖を加えてゆっくり混ぜる。
- 粒が大きめのあんこが好きな場合はこれで完成!
- 大きな粒が苦手な場合は、弱火かけながら大きめのスプーンでペースト状になるまで豆をすり潰す。
以上で、ホカホカの美味しいあんこができます。
*小豆の渋みが気になる方は、2のあとの煮る前と3のあとの弱火に切り替える前に水を取り替えると渋みが抜けます。ただ水を変えると貴重な栄養素の多くが捨てられてしまうので、あまりオススメはしません。
*完全なこしあんを作りたい場合は、4のあとにボールとザルを重ねた中に小豆を移して、ゴムベラで濾すと皮が取り除けます。皮を残しておいた方が栄養価が高いので私はあえて残していますが、小さいお子さんなどはこしあんにした方が食べやすいかもしれません。
2.芋きんとん
芋きんとんは、昔なつかしの秋のスイーツです。スーパーなどではあまり見かけませんが、簡単に作れる甘ーいスイーツで個人的には小さいころの思い出の味です。
芋きんとんの主役の材料はサツマイモです。サツマイモには食物繊維やビタミンA、タンパク質が豊富に含まれていて、お腹にもたまりやすくヘルシーな食材です。
海外で売られているサツマイモは、日本のものよりオレンジ色が強く水分と甘みが少ないパサパサしたものが多いです。そこで今回は、そんな海外のローカルスーパーで売られるサツマイモに合わせたきんとんの作り方を紹介します。
用意するもの
- 小さい鍋
- サランラップ
- ヘラ (熱に強いもの)
- 大きめのスプーン
- 水 (適量)
- サツマイモ (500g−2本分くらい)
- 砂糖 (大さじ1.5杯くらい、お好みで調節する)
- 生クリーム or 無糖練乳(evaporated milk) (70ccくらい)
作り方
- サツマイモの皮を剥き、1cmほどの厚さにカットして鍋に入れ水に10分つける。
- 鍋の水を捨て、サツマイモが浸るくらいまで新しい水を入れて30分くらい中火で煮る。
- サツマイモがスプーンでつぶせるくらい柔らかくなったら、鍋の水を捨ててサツマイモの水をきる。
- サツマイモが熱いうちにスプーンですりつぶす。ゴロゴロした感触が好きな方は粗めに、スムーズな方が好きな方は念入りに潰す。
- 4に砂糖と生クリームか無糖練乳を加え、良く混ぜる。
- サランラップにスプーン1杯ずつ分けて、巾着のように上の部分を絞って包む。
- 熱々が好きな方はこれで完成!冷たい方がいい方は冷蔵庫で1時間冷やして完成です!
以上で芋きんとんの完成です。冷やすと固くなるので、ラップから出してお皿に並べるとコロンとした見た目も可愛いスイーツの出来上がりです。
*時間を短縮したい方は、2で鍋を火にかける代わりにサツマイモと水を深めの耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけて電子レンジの600wで6分ほど加熱してもOKです。それでもまだすりつぶすには固い場合は、さらに1〜2分くらい加熱してください。
*ちょっとアレンジを加えたい方は、5の段階で干しレーズンや砕いたナッツを入れても美味しくできます。

まとめ
今回は、海外のスーパーでも手に入るローカル食材で作れる和風スイーツについてお話ししました。
紹介したのはあんこと芋きんとんの2つ。2つとも色々なアレンジができ、材料も道具もそれほど必要なく気軽に作れる簡単スイーツです。
どちらも、小豆とサツマイモというほとんどの国や地域のスーパーでお安く手に入れられる食材を元に作られています。アジア系のスーパーに行けない時でも気軽に作れるスイーツなので、ぜひ機会があったら一度試してみてください!
それでは今日はこのへんで!